近江八幡市は、琵琶湖東岸に位置する町で湖に浮かぶ島としては世界的にも珍しい住人の住む島
沖島や琵琶湖最大の内湖である西の湖を有しています。
この西の湖一帯は、日本で第1号となる重要文化的景観に選定されています。西の湖は、景観的にもすばらしいですが、
生き物にとって大変重要な役割を果たしていることが認められ、2008年10月第10回締約国会議において、
琵琶湖の拡大としてラムサール条約登録湿地に認定されました。
※ラムサール条約
条約に加入する国々は、自国の湿地を条約で定められた国際的な基準に従って指定し、条約事務局へ通知することにより、指定された湿地は「国際的に重要な湿地に係る登録簿」に登録されます。これがいわゆる「ラムサール条約湿地」です。
ラムサール条約では、沼沢地、湿原、泥炭地または陸水域、および水深が6メートルを超えない海域などを、湿地として定義しています。